サンタクロース物語

一人前のサンタを目指す少年の成長記
+テキストごった煮
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Page4 〜Resolution

ここまで話を進めた主観

三太ってモテモテ?Σ(゚Д゚;

JUGEMテーマ:小説/詩


「ねぇ、三太!!ちょっと話があるの聞いてくれる?」
「なんだよ、お前が俺に用事ってのは珍しいじゃねぇか?」
「い・い・か・らちょっときなさい!!」

梢蘭は、大きな声を出してしまうのがマズイらしく慌てて自分の口をふさいでいた。

「わーったよ。いきゃいーんだろ?」

俺は、梢蘭と一緒に裏庭の納屋へ向かった。そこはあまり俺達も使うことはない場所だった。そんな場所で一体どんな話をするんだろうか?

「あのね…私決心したの!!以前からおじさまから私立の女学校の推薦をもらってたんだ。凄く興味のある学校だったし、私そこへ来年の春から行こうと思うの?」

突然の意外な告白に、俺は戸惑った。確かに親父は梢蘭の語学を勉強させてやりたいと言ってたし、俺のスーツケースにはいるくらいの身体の柔らかさをいかしたら新体操選手だってイケんじゃねぇかとは思ったんだ。でもなんで?

「今、なぜ俺なんかに言うんだ?直樹には言ったのか?」

俺の質問に梢蘭は首を横に振った。

「三太に最初に聞いてもらいたかったんだ…。なんとなくだけど…。シェトラちゃんの行動力やここにきてからの三太の頑張りを見てるとさ……私もいつまでもお兄ちゃんに甘えてばっかりじゃだめかな?自分の本当にやりたいことをやらないと…と思ってさ」

「そっか…」

梢蘭の決意に俺は、ただ頷くぐらいのことしかできなかった。

「あーもう!!三太は全然解ってない鈍感!!ロリコン!!」
「はぁ?ってかこの話の流れでなんで『ロリコン』が出てくんだよ!!」

女ってやつは、時々意味不明な事を言う生き物だ。

「あー、『ロリコン』はつい…まぁいいわ。とにかく三太貴方はここにきて凄くかっこよく見えるわーなんかもう別人。なんか頼りがいがでてきたのよねー。アスラちゃんに懐かれてるからかしら?」

そういうと梢蘭はくすっと笑った。

「あーそれはどうも。お褒めにあずかり、光栄です。……っていうかそんな大事なこと直樹にもちゃんと言うんだぞ!!兄妹なんだからな!!」
と社交辞令を社交辞令で返し注意を促した。

「そりゃ、とーぜんでしょ!!それに三太だって私にしてみればお兄ちゃんのようなもん……でもないか…まーとにかく『家族』みたいなものじゃない!!ねっ!!」

まぁ、そういわれてみればそうかもしれない。とまじまじと考え込む俺に急に梢蘭は俺に抱きついてきた。

「私がいない間。お兄ちゃんのことよろしくね」
「あぁ、わかってるさ…」

っていうかなぜ抱きつく!!こら!!と俺が突っ込もうとした時

「ねぇ、三太ちょっと目を閉じてて」
「ん?あぁ」

思わず言われるがまま目を閉じてしまった。すると暖かいものが唇に触れた気がした

「特に深い意味はないからね!!!」

そう言い捨てると梢蘭はどこか逃げるように去っていった。
えぇ?もしかして今のは……
俺、初めてだったんだぞ!!

暫く放心状態の俺に心配して探しに着てくれたのか直樹が迎えにきた
「三太、何ここでつったってるんだー早く家の中に入れやー」


直樹の声に気がつくと俺の手の甲にふわりふわりと雪が振り落ちてきた
もう冬が近いんだ…。
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