サンタクロース物語

一人前のサンタを目指す少年の成長記
+テキストごった煮
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【winter again】

 今回も紫雪さんのとこのキャラを引き続きお借りしてのお話。
ちなみに前回の梢蘭が美冬ちゃんのことを「みゆちゃん」と呼んでるのは誤字脱字じゃありません。最初梢蘭が聞き間違えてそのまま「みゆちゃん」ゴリ押し説が濃厚です。

「みゆちゃん」ってなんか可愛いくね?←中の人の本音出たwwww
サンタクロースでは、呼び方の文体に特徴があります
例えば、ライラさんは人の名前がほぼひらがな書きだったりとか、三太視点で書く時は直樹の名前がカタカナだったりとか(漢字の場合は第三者視点で書いてるか誤植です;;)

というわけで本編どうぞー。
俺達は、梢蘭の案内されるがままにその新年会の会場へと辿り着いた。
足を一歩踏み入れると、長い髪をポニーテールに結った女が梢蘭が着たことに気付いたのか、慌ててかけつけてきた。
「あー梢蘭ちゃん!!いらっしゃーい!!よくきた!!お兄さんもお友達もようこそー。今日は超楽しんでいってね♪」
なんだかシェトラっぽいノリの女だなこいつ…。というのが最初の印象だった。「トラブルメーカーっぽいぞ気をつけろ!!」と俺の第六感がびしびしと俺にそう囁いてる気がしてならない。
「みゆちゃんにみんなを紹介するね。お兄ちゃんは、昨日紹介したから大丈夫よね。こちらの藍色の髪の女の子が「シェトラ」んで、シェトラと一緒にいる小さい女の子が「アスラちゃん」で、残った白スーツが三太。」
おいおい、俺だけ残りもんみたいな扱いかよ!!まぁ、そんなこといちいち気にしてたらキリがないので、俺はあえてスルーした。
「おーけー。おーけー。あっ、梢蘭ちゃんは私の事「みゆちゃん」って呼んでくれてるけど、私の名前は『藤堂美冬』よろしくねっ!!おっし、それじゃぁ早速事務所のみんなにも挨拶回りしよっかー」
「うん。」
ここの事務所と呼ばれるとこの従業員(?)は圧倒的に黒スーツ率が高い!!!なんだこの事務所は葬儀屋か?まぁ、余計な詮索はしない方が無難だろう。

一通り挨拶をし終え(終始、俺は『残った白いの』という扱いを受けたのが癪に障るが)新年会が始まった。
各々飯を食う、酒を飲む、語らう等して楽しんでいるようだ。いつの間にか新年会の頭数には入ってなかったはずのライラも混ざってる気がしたが俺の気のせいだと思う。っていうかそうであってほしい。
順応力が高いのかシェトラは既にその事務所とやらのメンバーの一人とすっかり話し込んでる。妹のアスラは、姿が見えないのは気になるが、むやみに気をかけるとまた「ロリコン扱い」されかねない。あぁ見えて、アスラは用心深いとこもある。むやみに外に出ることはないだろう。さて、俺もご馳走にあずかるとするか。と皿を1枚取ると、誰かに肩をたたかれた、俺はそれに反応して後ろを振り返ると
「やぁやぁ、白スーツ」
と美冬の声がした。俺は咄嗟に
「なんだ、黒スーツ」
と返事を返した。すると彼女は俺を突然どつき
「もっと、こうさ…。楽しみなさいよね!!あんたつまんないのよ!!あんたもサンタクロースなんでしょ?なんか一芸を披露するよとかさぁ〜やったらどう?」
といちゃもんをつけてきた。この女。サンタクロースを大道芸人とかと勘違いしてないか?
「知らないのか?黒スーツ俺はスロースターターなんだよ。これから本気出すんだ!!」
と思わずいったもの特に一芸があるわけでも…あぁ、そういえば…。
「これ、お前にやるよ、なんかスカート短くて腹壊しそうだし」
俺が彼女に渡したのはレッグウォーマー。向こうでは需要がありそうだと今度、シェトラと一緒にこれを沢山作って島の住民につけてもらおうと考えてたものだ。家に帰ればいくらでもある。あんまりこれは俺には似合わないしな。俺がレッグウォーマーの入った包みを渡すと美冬はそれを開け凄く驚いた顔をした。
「いや、ってか三太は、いつもこれを持ち歩いてるの?もしかして寒がりー?」
「うっせー。お前が「一芸を披露したらどう?」っていうから俺は披露したんだよ文句はいわせねー」
かなり、自分的にはこじつけな部分もあったが、プレゼントを咄嗟に出すってのは(今回はたまたまだけど)サンタクロースの特技そのものじゃないか、我ながらよくやったと思う。
「えっ、本当に私がもらっちゃっていいの?」
きゅうにしおらしい態度をとるのでこちらもちょっと戸惑ったが、今更プレゼントをひっこめるわけにもいかない。
「サンタ様に二言はねぇよ。まぁ、ダサいから嫌って言うんならまだクーリングオフはきくけどな」
ちょっと皮肉をこめて言ってみたが美冬は首を横に振り
「ううん…ありがとね…いや〜冗談でも無茶振りしてみるものですな〜!!ふぉっふぉっ〜
あっ、でもあんまり借りばっかりつくっても面白くないから、はい、これあげる!!」
と言って彼女は俺に魚肉ソーセージを差し出した。
「おっ、おう。やっぱ男は黙って魚肉ソーセージ…って馬鹿!!お前こそ何だよこれ!!いつも持ち歩いてるのかよ!!」
俺としたことがついノリ突っ込みをしてしまった。本来はこういうのはナオキがやるはずなのに!!
「ん?これは携帯非常食だよ〜。お腹すいたら何にもできないでしょ?あっ、ちなみにこれナマモノだから返品不可で〜す☆三太って意外にノリ易いのね〜ドゥフフー面白〜い」
かっ、完璧に弄ばれてしまった。うぅ〜最近の女って皆こうなのかぁ〜!!
「でも、本当にプレゼントありがとうね三太。むしろ今のやりとりが一番楽しかったかもっ。」
「かっ、勝手に言ってろ…。」
疲労が一気に蓄積した気がした。




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